ベースのピックアップを自分で交換|やり方を徹底解説

ギター・ベース

ベースギターのピックアップ交換についてやり方やポイントなどを解説しています。ピックアップを自分で交換してみたい方はぜひ参考にしてみてください。ピックアップ交換で最大のハードルは「ハンダ付け」ですが、やってみると案外簡単です。サンダーバードのピックアップを交換しましたが、ジャズベ・プレベの参考にもなるはずです。

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ステップ1. 配線の確認・写真を撮る

まずは、ピックアップから伸びている線(この場合は銀色の線とそこから伸びる黒い線)がどこに繋がっているのかを確認。「既存の配線を取り外して、新しいピックアップからの配線を同じように接続する」というのが基本的な流れです。ピックアップから伸びている線はポットの裏(銀色の部分)とポットの端子(黒い線)に接続されています。

なお、今回の配線は「単芯シールド線」と呼ばれるもので、銀色の被膜部分がシールドとコールドの配線をかねています。プレベやジャズベのピックアップであれば、白(ホット)と黒(コールド)の配線が伸びているのが一般的です。

いずれにしても、このタイミングで、既存の配線の写真を撮影しておきましょう。新しいピックアップの配線をする参考になりますし、「元に戻したい」と思った場合にもすぐに対応できます。

詳細な画像は何枚あっても困らないので、縦・横・斜めなど、ちょっと過剰なくらい撮影しておくことをおすすめします。

ステップ2. 既存の配線を外す

ここからは、はんだごての出番。配線を取り外していきます。ピンセットなどで配線をつまみつつ、ハンダで接続されている部分に熱したハンダごてをあて、ハンダが溶けるのを待ちましょう

しばらくするとハンダが溶けて、ポロッと配線が外れます。

下の写真はフロントピックアップの配線を外したところ。

リアも同様に行います。なお、ポットの端子や背面に残っているハンダはハンダ吸い取り線などを使ってある程度綺麗にしておくのをおすすめします。

作業のイメージは以下。

はんだごての先端(円錐状になっている)の斜めの部分を使って、熱が効率よく伝わるようにするのがポイントです(ちなみに写真はやらせです。半田付け中は両手がふさがっているうえに一瞬の勝負なので写真は撮れません…)。

なお、今回作業してみた結果、60Wのはんだごてが使いやすかったです。

最初は恐る恐る15Wのはんだごてを使っていたのですが、ポット背面のハンダがまったく溶けず作業にならなかった…。ぜひ参考にしてみてください。

これからハンダのセットを購入しようという場合、はんだごてと共に用意しておきたいのがしっかりとしたはんだごて台。

ダイソーなどの100均でも購入できるのですが、こころなしか不安を感じるバネ部分やスポンジが付属していないことがあるなどおすすめできません(使った経験あり)。

これから手にいれるのであれば、ちょっと良いモノ(といっても1,000円程度)をおすすめします。安定感の高さなど作業に集中しやすく、それだけでずいぶんラクになるものです。

ステップ3. ピックアップを取り外す

ボリュームポットとの配線が外れたので、ベース本体からピックアップを取り外します。

ギブソンサンダーバードの場合、本体にネジ止めされているだけなので、簡単に取り外せます。

ステップ4. 新しいピックアップを取り付け

ここでいよいよ新しいピックアップの登場です。今回用意したのはGIBSON純正オリジナルコレクションのサンダーバード用リプレイスメントピックアップ

元々ついていたピックアップは黒でしたが、ヴィンテージ感のあるクロームが魅力的!!

音的なこだわりよりも、見た目的なこだわりでチョイスしたアイテムです。なお、元々ついていたピックアップはセラミックで、本ピックアップはアルニコ5。もちろん、音の変化も楽しみだったりします。

新しいピックアップから、ケーブルをポット側へ送ります。

わけわからなくならないように、ネック側のケーブルを通して半田付け→ブリッジ側のケーブルを通して半田付けの順番で行いました。

なお、このギブソン純正のクロームピックアップですが、いつまでも販売している気がしない(そんなに売れるモノではないはず)なので、気になった方はお早めのチェックをおすすめします。

公式ページから引用したスペックは以下

  • Position: Any
  • Magnet: Alnico 5
  • Wiring: 2-Conductor
  • Cover: Chrome
  • Wax Potted
  • Average DC Resistance: 8.2k
  • Details: Built to the original 1960s Thunderbird specifications. Humbucking and wax potted to reduce unwanted noise.

プレベタイプのベースも持っているのですが、こちらもピックアップを交換しようかと、各種ホームページを物色中。まあ、ピックアップも安くはないので、そうそう気軽に交換もできないのですが…。いずれにしても、こうしてピックアップを選ぶ作業が一番楽しかったりしますよね。

ステップ5. 配線をはんだ付け

まずは配線に予備ハンダ。この一手間でポットへの取り付け作業が大幅にラクになります。

配線先端(ホット)と銀色の被膜部分(コールド)それぞれに、うっすらとハンダをのせていますポットの端子と背中にもうっすらとハンダをのせましよう

あとは、元々の接続例に倣って、ボリュームポットの背面と、端子それぞれにハンダ付けします(ハンダ付けの際は両手が塞がってしまうため写真はありません)。

ハンダ付けのコツとしては、十分に熱したハンダゴテでサッと作業すること。恐れずにトライしてみてください。失敗しても(余程のことがない限り)やり直し可能です。

半田付けしたのが以下。

まあ、ビフォーとほとんど変化のない写真です。

4箇所(フロント・リアのそれぞれ2箇所)だけなのであっという間にハンダ付けできました。パッシブのジャズベやプレベであれば配線がシンプルなためサンダーバード同様に簡単に作業できます

ステップ6. 音出し確認→セットアップ

続いてはきちんと配線できているかの確認。アンプに繋いでピックアップをドライバーでコツコツと叩いてみてください。無事に接続されていればアンプを通じて「コツコツ」という音がするはずです。

通電を確認したら、プレート、弦などをもとに戻して作業終了です。

気になるサウンドの方は、サンダーバードらしいブリブリ感がちょっと甘くなったかな。これがヴィンテージのサウンドかと、新たな気持ちでベースを楽しんでいます。

まとめ:ピックアップは案外簡単に交換可能

以上、ベースのピックアップを自分で交換するやり方の紹介でした。ピックアップ交換に伴うハンダ付けはハードルが高く感じるモノですが、やってみると案外簡単。ハンダ付けに慣れれば、ピックアップ交換のほか、ポットやジャックの交換も自分でできるようになりますし、自作エフェクターに挑戦することも可能です。気になった方はぜひトライしてみてください。

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