旧式のファズフェイスなど、9V電池でしか使えないエフェクターたち。電池で使った方が音がよいとは思いつつ、電池の残量、長期間使わないときの腐食など、不安を抱えつつ使用している方も多いのでは。そんな皆様のために、気軽にACアダプターで使う方法を紹介します。
当サイトはアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
バッテリースナップを手にいれる!
バッテリースナップとは9V電池を繋ぐためのスナップをACアダプタへのコネクタへと変換してくれる便利アイテム。

以下のような感じで、電池の代わりに接続して使います。

コレさえあれば、ACアダプターやパワーサプライからの給電も可能。電池切れの心配や、電池を入れっぱなしにすることによる腐食の心配がなくなります。お値段も500円程度とお手軽です。
とはいえ、バッテリースナップを手に入れただけで問題が解決するワケではありません…。
次に立ちはだかる問題が「穴のない裏蓋にどうやってバッテリースナップを通すのか」です。
当然ですが、エフェクターの裏蓋には「バッテリースナップを通すための穴」といった便利なモノはありません。
ワイルドな方であれば、「裏蓋に穴を開けて解決!」なのですが、貴重なヴィンテージエフェクターの裏蓋に穴を開けるのはいささかワイルドがすぎます。
ケチくさい話をすると、穴あけ加工によってリセールバリューがダダ下がるであろうことにも注意が必要。穴を開けるのは控えた方がよさそうです。
裏蓋をちょっとだけあけておくという方法もありますが、ホコリの侵入などが気になるところです。
次章にてこの悩ましい問題の解決方法を紹介します。
裏蓋を自作する!
材料
材料は加工がしやすく、ある程度厚みと強度のあるアクリサンデー「サンデー PET」の板がおすすめです。

厚さ0.5mmの板を用意しましたが、持ち運びなどで、強度を求める方は1mmの板をおすすめします。
見た目にこだわりたい方は自作せずにアクリル(透明度が高く傷が付きにくい)の加工業者に依頼するという方法もあります。数千円で思い通りの形にカットしてくれるはずです。
型取り・カット
0.5mm厚のアクリサンデー「サンデー PET」の板はカッターでも切れるため、エフェクターの裏蓋で型を取り、あとはキレイにカットすればOK。

先の尖ったモノで型を取る(溝を作っておく)とカッターで切りやすくなります。以下は溝を掘ったところ。

カッターはよく切れるモノをご利用ください。

おすすめはオルファのスピードブレード。普通の替え刃とは切れ味が全く異なるため、DIY好きであれば持っておいて損はありません。
穴あけ
最後にネジを通すための穴と、バッテリースナップを通すための穴を開けます。
以下はネジ穴を開けたところです。

穴あけにはポンチを使いました。

見た目に拘らなければ、先端の尖ったモノやカッターでも作業できます。
続いてはバッテリースナップ用の穴を作成。裏蓋を当て、おおよその場所を決めます。

続いては、ポンチを使って半円状の穴をあければOK。

これにて裏蓋の完成です。
完成
以下は、バッテリースナップと自作の裏蓋を取り付けたところです。

裏から見るとこんな感じ。

コレで電池しか使えないエフェクターも気軽に使用できます。
早速、アンプに繋いでファズの凶悪な音を楽しみました。

自作の裏蓋であれば、手放す際など元に戻すのも簡単です。
作成した裏蓋とスナップおまけとして付ければメルカリなどで売れやすくなるかもしれません。
ただし、オリジナルの裏蓋はくれぐれも無くさないように保存してください。

コメント